避妊に失敗したときの対処法

妊娠を望まない状態で性行為を行う際には何らかの形で避妊をして行うべきとなりますが、この避妊においては「絶対に成功する」というものがありません。
もちろんピルを継続的に服用したりコンドームを正しく着用するというような対策を行えば99%以上の確率で避妊をすることは出来ますが、中にはピルの服用を忘れていたというような場合や、コンドームを上手く着用できなかったなどの理由で避妊に失敗してしまうこともあります。
では性行為の後で避妊の失敗に気付いてしまった時の対処方法としてはどういったことがあるのかというと、最も効果的なのは婦人科などでモーニングアフターピルを処方してもらうことです。
このピルは避妊の失敗が発覚した場合に服用して妊娠を防ぐため「緊急避妊ピル」とも呼ばれていますが、これを服用すればまず間違いなく妊娠を避けることが出来るとみて良いでしょう。
薬に含まれたホルモンの作用によって着床を強制的に阻害するため、これを服用した人が妊娠することは理論上あり得ないからです。
72時間以内に服用しなくてはならないという制約がありますが、この期間内に素早く服用すればそれだけ効果は高まりますので、失敗に気付いた時にすぐ処方してもらうのが原則です。
時折「コーラで洗えば大丈夫」というようなことも言われていますが、これは医学的な見地からは完全に否定されている方法です。
発祥は1950~60年代のアメリカとされていますが、同じアメリカのハーバード大の研究によってこの効果は全くないとして明らかになっています。
むしろ炭酸飲料で膣を洗浄すると表層の細胞を痛めたり性感染症のリスクを高めたりといった悪い効果しかないと発表されていますから、避妊に失敗した際にはすぐに病院を受診するのがベストです。

避妊のお薬と服用のタイミング

避妊のお薬として知られているものは、ほぼ低用量ピルとよばれるものになっています。
これは、黄体ホルモンと卵胞ホルモンのはたらきによって、飲んだだけでも効果があらわれるというもので、低用量というのは、卵胞ホルモンの量が1錠につき50ミリグラムを超えない程度にまで減量化されているものをいいます。
卵胞ホルモンの量があまりに多すぎると、吐き気、嘔吐といった、ホルモン剤に特有の副作用が避けられなくなってしまうため、従来の高用量ピルや中用量ピルをさらに改善したものということもできます。
こうした避妊のお薬を飲むタイミングですが、生理がはじまる日か、その日にもっとも近い日曜日から、毎日1回、1錠だけを飲むというのが、基本的な飲み方ということができます。
あとはカレンダーどおりに飲み進めて、28日で1つのシートをすべて飲み終えるのが原則です。
ただし、シートの錠数が28錠入りではなく、これより少ない21錠入りという避妊のお薬については、すべて飲み終わったあと、7日間はお薬を休む期間となりますので、期間経過後に次の新しいシートをはじめから飲むことになっています。
このような低用量ピルというのは、性行為をする前に継続的に飲んでおくことによって効果を発揮するものですが、避妊のお薬としては、これとは別に、緊急避妊薬とよばれるタイプのものがあります。
こちらはその名のとおり、性行為をした後で、緊急に避妊しなければならなくなったときに飲むためのお薬です。
この場合の飲むタイミングとしては、性行為をしたあとのできるだけ早い時間に、決められた錠数を一気に飲むということになります。性行為のとき避妊を忘れたか、失敗してしまったときなどに重宝するお薬です。

避妊薬は病院以外でも購入可能

パートナーとの性行為において避妊を望むという場合にまず最初に選択肢に入ってくるのはコンドームですが、このコンドームという方法は避妊方法として確実なものとはいえません。
もちろん正しい使用方法を徹底すれば高い避妊効果を見込むことは出来ますが、着用ミスなどがあると10%を超える程度まで妊娠失敗のリスクは大きくなってしまいます。
より確実性の高い確かな避妊方法を求めるというのであれば、体の仕組みとして妊娠が出来なくなる「避妊薬」の服用がお勧めされるのです。
この薬はピルとも呼ばれており全国の婦人化などで処方がされているのですが、現代ではインターネット通販でも購入することが出来るようになりました。
特にジェネリック薬と呼ばれるような先発品を参考にして作られた安価な後発医薬品はかなり安く入手することが出来ますので、金銭的な負担をより軽くして避妊薬が欲しいという人の場合はインターネットで購入することを検討できるのです。
この場合は個人輸入、つまり個人が個人利用のために医薬品を輸入してくるという形になりますがピルは1箱買えば1ヶ月ほど使うことが出来ますので、到着時期を計算すれば継続的に利用していくこともできます。
また緊急避妊ピルと呼ばれる通常のピルよりも含まれているホルモンの量が多い薬に関してもインターネットで買うことが出来ますので、お守り代わりに持っておくことも可能です。
とはいえ、やはりこうした医薬品には副作用もあるのだということは知っておかなくてはなりません。
特に喫煙者の女性などだとピルの副作用として血栓症が引き起こされる可能性もありますので、最初の服用の際は病院を受診した方が無難です。
便利なものであっても使用法を間違えると大変な事態に繋がりますから、こうした安全策は自分で行うようにしましょう。

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